薬局コラム

栄養士による患者宅訪問について

経営全般 2017年 07月 18日

本日は、調剤薬局経営研究会でも
最近頻繁に話される訪問栄養について、
お伝えさせて頂きます。
 
まず、訪問栄養とは、栄養士が医療保険もしくは介護保険を用いて、
以下対象者の栄養マネジメントを行うサービスです。
(1)通院が困難な方
(2)糖尿病、腎臓病、脂質異常症、胃・十二指腸潰瘍、高血圧症、
 心疾患、高度肥満症、肝疾患、膵臓疾患、貧血
 (痛風などの特別な食事管理が必要な方)
(5)低栄養状態と判断された方(体重の減少・脱水・褥瘡など)
(4)噛む・飲み込むことが難しい方
 
対象となるのは主に予防も含めると要介護状態の3割程度の方になります。
(*出典:「介護予防事業等の効果に関する総合的評価・分析に関する研究」より)
 
栄養面における改定情報としても、医療・介護の連携を評価することが
検討されています。
今後、在宅医療においても1つの重要な連携サービスなることが期待されるため、
入口サービス:訪問栄養 ⇒ 出口サービス:調剤薬局における在宅医療
の流れを構築していくことも一つのやり方と考えられます。
 
気になる報酬についてですが、以下の点数(単位)となっています。
【医療保険:在宅患者訪問栄養食事指導料】
同一建物居住者以外の場合:530点 / 同一建物居住者の場合:450点
【介護保険:居宅療養管理指導】
同一建物居住者以外の場合:533単位 / 同一建物居住者の場合:452単位
 
モデル数値だと、栄養士一人当たり60人/月で
売上約45万円程度となっております。
また、算定も現状、医療機関からが多く、
調剤薬局が直接点数算定をする事例はあまりない状況です。
基本的には、医療機関と連携し算定することが多くなりますが、
県によっては直接算定する事も可能な場合がありますので、
一度確認して頂く事をお勧めしています。
 
この部分に関しては、国においても
議題に挙がっているので今後の動向に注目です。
いずれにしても社会的必要性・患者様のQOL向上・
在宅の新たな切り口の可能性等、魅力がある分野ではあります。
今後、船井総研でも最新情報・事例を追っていきますので、
動きがありましたら、また、皆様に共有させて頂きます。
 
ここまでお読み頂きありがとうございました。
 


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特に介護支援専門職員をターゲットとした在宅患者獲得手法に定評がある。
在宅営業を担う事務の士気を高める手腕を持ち合わせている。

 
 
 
 

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